ソリューション

Solution

課題4(経営戦略立案)

そもそも、人材採用をすべきなのだろうか。

- 企業プロフィール

業種 設計事務所

従業員数 27名

職種 設計士

立地 首都圏

課題点

既存社員の負担を増やしてまで、採用すべきかどうか。
設計業界は、景気に左右されやすい業界です。この会社も不景気の波に飲み込まれ、リストラを行った苦い経験がありました。しかし2011年の震災後、復興関連の動きにより設計業界全体へのリクエストが急増。「仕事はあるが人手が足りない」と悩んでいらっしゃいました。

企業の利益だけを考えれば、「好景気だから採用する、不景気だから解雇する」という考えは合理的に見えます。しかし、現実はそう単純ではありません。採用を行うことで、一時的に既存社員の負担が増える可能性があるからです。景気に左右される組織づくりは、永続的な発展は望めない。採用を行うかべきかどうかから、議論する必要がありました。

提案内容

組織分析を行い、長期的に経営課題を解決していきましょう。
人材を採用すべきか検討するために、この会社のビジネスを理解するところから始めました。

ビジネスの理解を深める上で、以下のようなお願いをしました。
1. 徹底的な組織分析を行わせていただくこと
2. 社長だけではなく、幹部を巻き込んでいくこと
3. 社員の方へのマネジメントに参加させていただくこと
4. 採用・育成・評価すべての見直しを行うこと
5. 長期的に改善を行う意識を持っていただくこと

組織分析を進めた結果、採用のパートナーとしてではなく、経営のパートナーとして経営課題の改善に取り組むこととなりました。 

提供サービス

経営パートナーとして企業課題を一つひとつ改善する施策を提案。
提供したサービスを一言で表現すると、「経営陣のひとり」になることでした。顧問契約として3ヶ月間のご契約をいただき、一年以上経ったいまも、継続的にお手伝いさせていただいています。提供させていただいたサービスは以下の通り。

・企業理念、ビジョンの再構築と社内コンセンサス
・企業課題の洗い出し
・組織の最適化
・各種研修の企画・実施
・企業体質強化プロジェクトの立ち上げ
・評価制度の再構築
・経営戦略会議の運営

【実行した施策】

 

◎雇用ではなくパートナーシップという手法で、人手不足を解消。

個人事業主も含めた小規模の設計事務所へ声を掛け、アライアンス契約を結びました。仕事が増えた時に手伝ってもらうという共存共栄の道です。これにより景気に左右されず、「仕事はあるが対応する人がいない」という当初の悩みを改善することができました。

採用成果

従業員一人ひとりが経営視点を持つ、活気ある組織に。

様々な効果がありましたが、一番に挙げたいのは「会社の雰囲気が変わった」というところです。プレイングマネジャーであった幹部たちは、優秀なプレイヤーとしてだけではなく、経営視点を持つようになりました。また、現場のプレイヤーは経営陣に対して、自分の意見を発言するように変わったのです。組織に活気が生まれました。

 

新しい企業理念やビジョンの設計と、経営会議や評価制度の構築。変化のきっかけとなったのは私たちかも知れませんが、変化を実現させたのは間違いなく、社員のみなさんです。ご相談の入口は採用課題でしたが、最終的に組織の活性化に繋がった好例です。